店長ブログ

  • 美味しいお米を食べる為の炊飯器の選び方!!

美味しいお米を食べるならお米選び以外にも炊飯器は非常に重要です。

それは、前ブログの「美味しいお米の食べ方を考える」をご覧いただくとわかりますが、人それぞれお米の趣向があります。

ただし、趣向と言っても硬めが好きか軟らかめ好きかですが!!

米をこだわってる人は、上記の違いが主で、香り・甘味は強い方が好みではないでしょうか。

僕の好みは硬めなんで炊飯器の今のメインは三菱の本炭釜を使ってます。
ちなみにスチーム炊きで有名なパナソニックの現行機の3機種前の最上位機種も持っております。

三菱は他メーカーが最上位機種に取り入れている圧力式をあえて取り入れていないのは開発部の思い切りの凄さを感じます。
この機種の一押しの炊き方である芳潤炊きを使いお米を炊飯器任せで炊くと味は美味しいです。
※各メーカー炊飯器一押しの炊き方で炊く場合、炊飯器任せと書いたのは、お米を知っている人の基本の浸水、ザル上げなどをやると逆効果となるという事!
詳しくは「美味しいお米の食べ方を考える」こちらを熟読してください。

何故、炊飯器を研究しているかというと
美味しい新しい品種がどんどん改良され出てきたのと
三菱以外の各メーカーが圧力炊きにこだわり最上位機種の圧力IHの炊飯器に非常に力を入れている点、安定度よりもマニアックな美味しい炊き方が出来る機種を使ってみたいと思っている点からです。

で、その中でピックアップして調べてたメーカーは、
バルミューダ・象印・パナソニック・東芝・日立・タイガーです。

まずバルミューダですが、釜を2重にして釜と釜の間に水をいれて蒸気を間に噛まして炊き上げる点は、業務用炊飯器を扱って来た僕が考えると発想は面白いですが他メーカーの方式よりは火力が劣ります。
お米は高火力で炊き上げた方が美味しいというのはわかっているのでその点から劣ると考えるのと、保温機能が無い点も実用性が無くアウトとしました。
炊き上げ後、保温した状態で数時間後に比較するとお米の味はさらに顕著にあらわれますので、炊飯器の性能が物をいいますが仮にバルミューダに保温機能があってもこの方式では厳しいでしょう。
ここで圧力の事を説明すると圧力をかける事により水の沸点も上昇するのでより高温で炊飯でき各社の試行錯誤しているIHでの熱伝導方式、いわゆる釜の素材、釜の厚み、炊飯器の形や工夫による熱の伝わり方、IHの欠点のオンオフ時の温度変化を補う方法など試行錯誤しています。
従って、バルミューダの方式は理論的に考えるとデメリット以外に考えられません。

次に象印の最上位機種の特徴は、鉄を使ったスペシャリストである伝統工芸南部鉄器を使った羽釜でメーカー最大の1.5気圧の圧力と1450Wの家庭用電源で高火力を使って炊き上げます。
象印の凄いのは他メーカーと違いダイヤを塗っているとか銅、アルミを一部使っている、何々仕様にしていると違い素材から正真正銘の南部鉄器です。
釜の形も他メーカーと違い横に広く下部が丸みをおびて対流を起こしやすくしております。
南部鉄器は鉄なんでIHとの相性がよく熱変換は抜群で各メーカー素材では群を抜いて一番でしょう。
デメリットは横に広いんで炊飯器が大型になってしまう事と鉄なんで表面に塗布するフッ素コートがしっかり吸着しない為に剥がれからは逃れられないって点、釜が他の素材より格段に重くなり台所に立つ事の多い女性には釜の移動が手軽に出来なくなるって点でしょう。
しかし、上記のIHでの熱変換率・横に広い形状を利用して温度変化の低減、炊飯器の老舗象印の考えるお米の理想の対流、羽釜炊きの恩恵である、美味しいお焦げご飯も作れるお焦げ鉄器モードって機能まであります。
他メーカーにもお焦げモードがありますが、昔ながらの羽釜焚きに近いお焦げは象印の最上位機種が1つ群を抜いています。
家庭電圧で羽釜のお焦げが炊けるってのは=直火に近い熱量があるって事の立証です。
僕が持っている三菱もお焦げモードはありますが、お話になりません、色が少し付くだけです。
後、甘味の出し方も圧力炊きには三菱のIHは及びませんが三菱は硬焚きのこだわりと圧力によるどうしても米粒れが起こる点から圧力炊きを現時点で取り入れないって考え方です。
しかし、象印の最高機種に対する考え方はリスクを考えず最高に美味しく炊き上げるという考え方で、圧力とIHによる理想の熱伝導を場所を占有してしまうというのを無視した横長の釜形状、重量も他の素材から比較すると遥かに重くなる鉄を選び、IHとの熱伝導率を優先し早い段階でフッ素剥がれによる使用ユーザーからの苦情出る事も十分考えられるのを無視しての素材選びは、あくまで最上位機種は味を追求するって点にこだわった素晴らしい考え方だと僕は思います。
また、他のメーカーは新しく品種改良された米の種類に応じた米炊きプログラムを組み込んでいるのに対し、象印は人工知能AIといってユーザーで炊飯器に教えていくユーザー独自の炊き方を設定していく仕様にしているなど総括すると僕の考えるマニアック炊飯器としては一番理想に近いかもわかりません。
※ただし、ご家庭のある方は場所を他メーカーよりも広く取る点、鉄の重量から5.5号までしか選択出来ない点、丁寧にあつかわないとすぐにフッ素剥がれがおきる点、女性には釜が重すぎる点は一般家庭でのメイン機として使うのは考えないといけない点かもわかりません。

次にパナソニックのW踊り炊き&スチーム炊きですが、僕は3機種前にパナソニックを持っていますが、炊飯器任せだけの自動炊きなら主要メーカーの中で一番とは思います。
IH部門においては上記にあげた6メーカーの中でパナソニックは技術力は上でしょう。
しかし、あくまで自動炊きでマニアックなお米作りとなると象印とは反対の考えで安全、耐久性重視で味の面ではワンランク落ちてしまいます。
電気屋さんで見たら一目瞭然でわかると思いますが、釜も場所をとらない点で考えると理想形、素材の面でも鉄や土を使わない耐久性重視の考え方です。
どういう事かというと素材の面はフッ素が吸着しやすい様に象印や他メーカーの様に鉄や土、銅なんかを使わず、耐久性と操作性を重視した軽くてフッ素との吸着が丈夫な素材を使っているので熱伝導率や炊き上げた時の出来具合がどうしても劣ります。
また、スチームというと知らない方はいいと思うでしょうが、これは保温を長持ちさせるために打ち水しなくても自動で噴き出す事でユーザーに手間をかけさせないという考えからでしょうが、デメリットとして炊き上げ時から釜の中もお米も非常に水っぽくなってしまうという欠点があります。
メーカーが炊き上がった時にも上からスチームをかけてご飯を包み込むとうたってますが、釜や炊飯器の形状を工夫してお米から出たデンプンを含んだ水で包むのでは無く釜をセットする前に水道水から汲んだ、ただの水ですから美味しさを追求した包み込みでは無く見た目にしっとり感が出たってだけです。
事実、僕が持っている3機種前のスチームも全く同じ方式ですが、たいした事はありません。
このスチームは上記に書いた通り保温時の打ち水がいる場合での自動化に重きを置いていると考えます。
しかし、それほどお米の味にこだわらない方が1機種目に選ぶなら味は群を抜いていなくても安定した使い心地と炊飯器が長持ちする点、お米の種類に応じた炊き上げプログラムなどで使いやすい点などは評価できるのでいいと思います。
ただし、炊飯器での一般的なお米の味となってしまいますが、上にも書きましたがメリットは各メーカー内で一番長持ちはするでしょう。
もう一度書きますが、美味しいお米を極めるというのならパナソニックは選択肢から外した方がいいでしょう。

では、残りの東芝・日立・タイガーは、長くなるので別ブログで投稿いたします!!